【用語解説】ベンダーロックイン
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読み方:ベンダーロックイン
ベンダーロックインとは、一度特定のベンダー(供給業者)の製品やサービスを導入すると、他社の製品やサービスへの乗り換えが技術的、またはコスト的に困難になる状態を指します。特に、独自の規格や技術に依存しているシステムを導入した場合に発生しやすく、乗り換えに伴う膨大なデータ移行費用やシステム再構築費用、学習コストが障壁となります。法人通信サービスにおいても、特定のシステムと深く連携したサービスを利用すると、乗り換えが難しくなる場合があります。企業は、DX戦略を妨げないよう、オープンな規格を採用しているか、データのエクスポートが可能かなどを事前に確認し、ベンダーロックインのリスクを回避することが重要です。
