サイバートラストは、スマートホーム分野の国際標準規格である「Matter(マター)」対応デバイスの信頼性を支える認証局として、Non-VID Scoped PAAの認定を取得したことを発表しました。Matterは複数メーカーのスマート機器が相互に安全かつシームレスに通信するための通信プロトコルで、世界中のIoT機器メーカー・プラットフォーム企業が採用を進めています。通信の安全性を確保するには、各デバイスに対する鍵と証明書が必要であり、認証局がその発行・管理を担うことが不可欠です。今回サイバートラストが取得したNon-VID Scoped PAAは、特定のベンダーIDに依存せず複数ベンダー向けに証明書発行ができる認証局として、国内の商用電子認証局として初の認定となります。これにより国内の開発ベンダーは、海外の認証局に依存せずともMatter対応デバイスの証明書を取得できるようになり、製品開発や市場投入のリードタイム短縮に寄与します。
この認定取得を受けてサイバートラストは、自社のデータセンターで鍵管理を安全に行うとともに、Matter対応製品の開発ベンダー向けにPAI証明書発行支援を提供します。これにより開発ベンダーは認証局構築・運用の負担を軽減しながら、相互運用性が高く安全な製品を市場へ投入できるようになります。また今後はPAI認証局の構築や運用代行などトータルサポートの展開にも注力するとしており、スマートホームのエコシステム拡大に向けた体制を強化します。法人通信・ネットワーク業界においても、Matter対応デバイスの増加はネットワークセキュリティ基盤の高度化やIoT信頼性向上につながると期待されています。
・Matter対応デバイス向けのNon-VID Scoped PAA認証局として認定を取得
・日本国内の商用電子認証局として初の認定取得を実現
・開発ベンダー向けにPAI証明書発行支援サービスを提供
・今後はPAI構築・運用代行などトータルサポート展開を強化

