【用語解説】エンドツーエンド暗号化

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読み方:エンドツーエンドあんごうか

エンドツーエンド暗号化とは、データの発信元(エンド)から受信先(エンド)までの通信経路全体において、データが常に暗号化された状態を維持する技術です。通信の途中に存在するサーバーや通信事業者でさえも、データの復号(元の状態に戻すこと)ができない仕組みになっています。これにより、通信経路上での盗聴や改ざんのリスクを最小限に抑えることができます。特に、機密性の高い情報(個人情報、企業秘密など)を含むメッセージングサービスやファイル共有サービスなどで採用されており、プライバシーとセキュリティを最大限に保護するための最も強力な暗号化手法の一つとされています。

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