【用語解説】中央管理型Wi-Fi
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読み方:ちゅうおうかんりがたワイファイ
中央管理型Wi-Fiとは、オフィスや商業施設など広範囲に設置された複数の無線アクセスポイント(AP)を、専用のコントローラーやクラウド上の管理システムで一元的に制御・運用する仕組みです。従来のAP個々に設定を行う方式とは異なり、中央でネットワーク設定、セキュリティポリシー、アクセス権限などを一括管理し、すべてのAPに適用できます。この方式のメリットは、大規模なネットワークでも運用管理負荷が大幅に軽減される点、セキュリティポリシーを統一的に適用できる点、そしてシームレスローミングを実現しやすく、ユーザーの利便性が向上する点です。法人通信サービスでは、安定した高速通信と容易な運用を両立させるための、中〜大規模ネットワークの標準的な構築方式となっています。
