【用語解説】専用線

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読み方:せんようせん

専用線とは、企業の本社と支社、または企業拠点とデータセンターなどを、特定の利用者だけが占有して利用できるよう物理的・論理的に接続する通信回線です。一般のインターネット回線とは異なり、他のユーザーと帯域を共有しないため、常に安定した通信速度と高いセキュリティが保証されます。特に、大規模なデータ転送を頻繁に行う企業、機密性の高い情報を扱う企業、また極めて高い回線品質(低遅延、高可用性)が求められる金融機関などで採用されます。導入コストは比較的高くなりますが、自社のネットワーク設計に合わせて自由に構成でき、SLA(サービス品質保証)に基づいて安定性が保証される点も、法人利用における大きなメリットです。

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