プリファードロボティクス、100kg可搬の小型搬送ロボット「カチャカEvo」を発表

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プリファードロボティクスは、最大100kgまでの重量物を搬送できる新型の小型搬送ロボット(AMR)「カチャカEvo」を発表いたしました。本製品は、人手不足を背景に製造・物流・医療など多様な業界で高まる、重量物搬送の効率化と安全性向上へのニーズに応えるために開発されました。

「カチャカEvo」は、既存モデル「カチャカプロ」の「小型・簡単」というコンセプトを継承しつつ、可搬重量と運搬方式を大幅に進化させたモデルです。最大の特徴は、昇降リフトを搭載しているため、高さ200mm程度の空間があれば潜り込み、既存の台車や棚を持ち上げてそのまま運搬できる点です。これにより、大がかりな設備投資を必要とせず、導入コストを大幅に削減できます。

また、本体幅377mmと小型であり、最小500mm幅の狭小通路も走行可能なため、従来のロボットでは稼働が難しかった現場でも活躍できます。さらに、SLAM方式(LiDAR+カメラ)を採用しており、磁気テープなどの誘導体設置が不要で、既存の環境にスムーズに適応します。初期設定や運用管理もPCやスマートフォンから簡単なUIでユーザー自身が完結できるため、専門業者を必要とせず、導入初日から運用が可能です。

プリファードロボティクスは、国内で設計・開発・製造を行う体制と、迅速なサポート体制により、多岐にわたる現場の搬送業務の自動化と効率化を推進していきます。

・昇降リフトで既存の台車・棚を100kgまで持ち上げ運搬し、導入コストを削減。
・本体幅が小型で、最小500mm幅の狭小通路も走行可能。
・磁気テープ不要のSLAM方式により、複雑な工事なしで自律搬送を実現。
・PCやスマホから簡単設定でき、専門業者不要で即日運用開始が可能。

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