ミートは、同社が提供するNFC（近距離無線通信）を活用した次世代コミュニケーションサービス「MEET」が、麻布台ヒルズに導入されたことを発表いたしました。この導入は、リアルな都市空間とデジタル技術を融合させ、新たなヒルズ体験の創出に貢献することを目的としています。
麻布台ヒルズでは、来場者の回遊促進のために「1日限り有効な来場者限定の優待」をデジタルで提供する方法を模索していました。「MEET」の独自機能である「ダブルタッチ」機能は、対象施設で一度タッチして優待を獲得した後、ショップやレストランの「MEET」に二度目のタッチをすることで、対象施設の利用者であることを簡単に認証し、優待を利用可能にする仕組みです。この機能は、運営のシンプルさと来場者に手間をかけない点が評価されました。
さらに、優待画面をSNSなどで共有しても、タッチしていない人には表示されない独自技術の「シェアブロック」機能を活用することで、優待の不正な拡散を防ぎ、当日限りの時間制限も実現しています。
「MEET」は、NFCタグの検知のばらつきといった従来の課題を解決する高い検知感度が評価の決め手となり、1年間の試験導入が決定しました。森ビルからは、スマホをかざすだけのシームレスな体験が来街者に好評であり、スタッフのオペレーション負荷軽減と、紙の制作物削減によるコスト削減にもつながっているとの評価が得られています。
・NFCを活用した次世代コミュニケーションサービス「MEET」を麻布台ヒルズに導入。
・独自機能「ダブルタッチ」で、来場者限定優待の認証と施設回遊を促進。
・「シェアブロック」機能により、優待の不正な拡散と時間制限を実現。工事不要で、スタッフの運用負荷と紙の制作コスト削減に貢献。